崇礼門の丹青、“日本産”接着剤・顔料の使用論難
概説:国宝1号の崇礼門の20ヶ所で丹青が剥がれる現象が発見され、日本産の接着剤と顔料が使用されて論難となっている。
韓国文化遺産政策研究所のファン所長はYTNラジオで日本産の接着剤を使用したのが剥がれた原因の一つと主張した。
ファン所長は「崇礼門の工事を伝統的な手法でするため、文化財庁に伝統的な技法を求めるべきだと要求したが、全く動かなかった」、「我々の天然色素を使えば木材が乾燥した状態で吸収される。だが丹青が落ちたのは日本の洋風製品をつけたからではないかと思っている」と述べた。
また、「5年前から伝統的な接着剤を開発して研究していれば我々の接着剤ができたはずなのに、開発する時間がなくてできなかった。なので結局日本の接着剤を使うしかなかった」と主張した。
一方、工事の責任を負ったホン・チャンウォン丹青匠(重要無形文化財第48号)は「顔料は国産と日本産を共に使用した。綺麗で明るい黄色を出すため、伝統的な方法通りに塗ってから赤い色を重ね塗りしたが、顔料がかなり厚く塗り、その部分が剥がれたようだ」と述べた。
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ファン所長は「崇礼門の工事を伝統的な手法でするため、文化財庁に伝統的な技法を求めるべきだと要求したが、全く動かなかった」、「我々の天然色素を使えば木材が乾燥した状態で吸収される。だが丹青が落ちたのは日本の洋風製品をつけたからではないかと思っている」と述べた。
また、「5年前から伝統的な接着剤を開発して研究していれば我々の接着剤ができたはずなのに、開発する時間がなくてできなかった。なので結局日本の接着剤を使うしかなかった」と主張した。
一方、工事の責任を負ったホン・チャンウォン丹青匠(重要無形文化財第48号)は「顔料は国産と日本産を共に使用した。綺麗で明るい黄色を出すため、伝統的な方法通りに塗ってから赤い色を重ね塗りしたが、顔料がかなり厚く塗り、その部分が剥がれたようだ」と述べた。
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